『パナクレールシーズあきば』
自宅浴室リフォーム その1

暑い日が続きますね。
それもそのはず、今週末からもう7月になるんですね。本格的な夏の到来です。
こんな日は仕事から帰って、ゆっくりとお風呂に入って汗を流したいものです。

湯船に浸かってボーっとしていると、何だか体がほぐれて疲れがとれます。
温熱効果による血行の促進で、老廃物や疲労物質がとれてコリがほぐれるのだそうです。
また浮力作用によって体が軽くなるため、足腰や関節の負担が和らぎます。

夏でも湯船にゆっくり浸かりたくなるのは、きっと体が疲れをとってほしいからなのかもしれません。

そんなわけで今回は、お風呂のリフォームについてお届けします。

そして今回のリフォームですが、なんと、我が家の事例です。
我が家ですのでじっくり取材ができました(笑)なのでシリーズでお届けしようと思っております。
浴室リフォームをご検討中の方は是非ご参考にしてください。

リフォーム前のお風呂の状況

我が家も築27年を迎え、毎日使うお風呂場は掃除していても汚れが落ちづらくなってきていました。
冒頭のお話のようにゆっくりと湯船に浸かりたいのですが、天井を見上げるとカビが…。

これではゆっくりと浸かっていられません。湯船に浸かる時間はほんの5分程度です。

疲れをとるためのお風呂は、いつしか体を洗うためだけの場所となっていました。
落ちなくなった汚れを見ると本当に嫌な気持ちになって落ち着かないのです。

これでは疲れをとるどころか、入浴自体がストレスに感じてしまいます。

以下が我が家のお風呂場の困った点です。

  • 換気扇の力が十分ではなく、湿気で天井やタイルの目地ににカビが生えていた。
  • 排水口のゴミ受けがカゴのような形状で、溜まった髪の毛等のゴミ掃除が大変。
  • タイル貼りのため冬場はとても冷たく『ヒートショック現象』が心配。

まさに「医者の不養生」ですね。
お客様のお宅の浴室はせっせとリフォームするものの、自分の家はついつい後回しになっていました。

そして遂にリフォーム敢行!

そんなある日のことです。急に外壁の修理をしなければならない事になりました。
修理箇所の都合上、ついでにという運びで遂に我が家も浴室リフォームに踏み切りました。

実は半年ほど前に『トクラス』というメーカーのお風呂に「体験入浴」する機会がありました。
やはり新しくて清潔なお風呂はとても気持ちの良いものです。

「お風呂でこんなにゆっくりできるんだなー」としみじみ感じたことが思い出されます。
早速リフォーム開始です。

まずは蛇口とシャワーを外し、洗面台を解体します。
水垢とそれにより繁殖したカビ…。掃除が出来ない箇所なので本当に酷い状況です。

洗面台の下は配管の錆びが流れ出ていました。
また長年の水の侵食によってコンクリートの目地材が一部取れてしまっています。

排水口はキッチンのゴミ受けのようなカゴのタイプです。
大容量で一見マメに掃除しなくても良い気がしますが、髪の毛が詰まってすぐに流れが悪くなります。

お風呂場のヌルヌル汚れの掃除は本当に嫌ですよね…。

リフォーム完了!改善されたポイント

そして遂にリフォーム完了です!
先程の排水口はこんな形状になりました。

フタを被っていて完全に排水口が目隠しされています。
実は「不快なものが目に入らいない」というのは、想像以上の精神効果があります。
お風呂場はリラックスするための空間です。こういった設計上の配慮は非常に重要です。

そして肝心のお手入れです。フタを外すとこんな形状になっています。

手前に「取っ手」がついているのですが、金魚すくいの「ポイ」のようにアミだけ外れるのです。
しかも取っ手部分は排水口からわずかに浮いているため汚れません。

つまり「手を汚さずに髪の毛やゴミを捨てられる」のです!

そのまま外してゴミ箱の上でひっくり返せばゴミ捨て完了。これなら毎回お手入れできますよね。

次に壁と床です。
壁はタイル貼りではなく樹脂製に。床も同様にタイルから一枚のフロアに変更になっています。

壁は見た目もスッキリですが、目地がないのでカビが生える心配がありません。

実はカビの発生原因は皮脂汚れの他、意外ですが「石鹸のカス」だったりします。
ボディタオルで背中を擦った時、壁に泡の塊が飛んでる事って結構ありますよね?
それがカビの糧になり、微細な孔の空いたコンクリートの目地に根を張るのです。
今度の壁ならシャワーで簡単に流せてしまいます。

そして床です。
シンプルな見た目とは裏腹に、快適に安全に入浴できるよう色々な工夫がされています。

まず特筆すべきはその水捌けの良さ。
足が触れる部分はサラッとしていて撥水効果があります。そのため泡だらけになっても滑りません。
そして、弾かれた水は溝を通って排水口へ流れる仕組みです。実際にお湯を流すとあっという間に水が引いてしまいます。

次に接面温度。
陶器でできたタイルとは違ってとても冷えにくいのです。
これなら冬場に一歩足を踏み入れる時に勇気はいりません。
そして何より、温かい居間との急激な温度差による『ヒートショック現象』のリスクも激減します。

ここまででも十分にリフォームの恩恵が感じられますが最後にコレです。

そう、浴室乾燥機です。
多くのお客様の浴室リフォームで見られることですが、劣化の真因はやはり湿気に他なりません。
十分な換気をすることで、カビや腐食はだいぶ抑えられます。

また「予備暖房」や「涼風」の機能を利用することで「のぼせ」や「ヒートショック」を防ぎ、安全にゆっくりとお風呂を楽しむことができます。快適な入浴は副交感神経に作用しリラックス効果を促進する働きがあります。まさに良い事づくめです。

不満だった点も見事に解消されました。

  • 浴室乾燥機で換気もバッチリ。カビの心配がなくなりました!
  • 排水口の手入れが格段に楽になりました。毎日やっても苦にならないのでヌルヌルになるまで汚れません!
  • 新型フロアのお陰で滑る心配もヒートショックの心配も無くなりました!

普段はお客様にお勧めする立場でしたが、実際にリフォームを自分で経験してみるとその違いはまさに「感動」でした!
これはますますお客様にお勧めしなくては!という気持ちでいっぱいです。

こちらの投稿を目にして頂き興味を持たれた方、ご予算やご不明点など『パナクレールシーズあきば』までお問い合わせください。
今までよりも更に詳しくご相談にお答えします!

施工時期 2017年6月
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