御宿台 K様邸 浴室リフォーム
BEFORE
AFTER
ここのところ真夏日が続いていますね。本当に暑い毎日です…。
よく冷やした新鮮なトマトやキュウリに塩を振ってそのまま食べたらさぞ美味しいことでしょう。
それが自宅の庭から採れたら最高!まさに大地の恵みです。
自分で育てた野菜を自分で食べる「家庭菜園」ちょっと羨ましいですよね。
今回はそんな「家庭菜園」とスポーツが趣味という元気な70歳の奥様、K様からの浴室リフォームのご相談です。
導入経緯
K様が御宿に引越しされてきて10年以上が経ちました。
今はお一人でいらっしゃいますが、生前ご主人がこだわって作られた広いお風呂のあるお宅です。
ですが、お正月にお子さん達が帰省された際、「お母さん家のお風呂は寒い!」と言われてしまったそうです。それが今回のご相談のキッカケでした。
早速現場を拝見させて頂きました。
まずは高い木張りの天井。
そして大きく取られた窓。
生前のご主人のこだわりが感じられる広くて開放感のあるお風呂です。
ですが、この開放感。冬の寒い時期にはたしかに少し寒いかもしれません。
また、綺麗に貼られた壁や床のタイルも冬の時期には冷たく、足を踏み込むには少し勇気がいるかもしれません。
何より個人的に心配だったのは、やはり『ヒートショック現象』です。
暖かなリビングから、寒い浴室に移動したときの急激な温度差によって起こる血圧変化。
それによって引き起こされる心筋梗塞や脳梗塞で亡くなられる方が年間少なからずいらっしゃいます。
本当に心配です…。
リフォーム詳細
そこでご提案させて頂いたのがユニットバスです。
K様も家を建てられる際、検討候補にあったそうなのですが「ビジネスホテル」みたいで嫌だという理由で没になったそうです。
ですが、最近お子さんのお宅にお伺いした際、最近のユニットバスは全然イメージが違うと感心されたとのこと。
こう言ったお客様の言葉ひとつひとつから、施工後のイメージを紡いでいくのもプロの仕事です。
今回は少し工夫を凝らし、K様にも満足頂けるものに仕上がりました。
まずは入り口のクロスを張り替えました。
いかがでしょうか?
単調になりがちなユニットバスの壁面も、このクロスひとつでガラッと印象が変わりました。
対面の木目とのバランスも考慮し、暖色を持ってきています。
ご依頼のキッカケであった「お風呂が寒い」という印象と、ビジネスホテルのような無機質なユニットの印象を払拭したかったのです。
次に天井にはLEDのライン照明をあしらいました。
実はの照明「調光機能」がついていて、暖かな電球色から鮮やかな蛍光白色まで光に変化をつけることが出来ます。
朝は鮮やかな光、夜は暖かな光といった具合に、気分にあわせたアレンジが可能です。
そして浴槽には有機ガラス系の「人造大理石」を使っています。
『有機ガラス』は名前こそ「ガラス」となっていますが、CDや飲料ボトルに利用されるポリカーボネートという樹脂素材です。
石でもガラスでもないので、割れづらく、熱伝導率が低いため見た目に反して「冷たくない」のです。
また、本物の石ではありませんので侵食劣化の心配もなく、お手入れも簡単で長持ちします。
更に床には我が家のリフォームの際にご紹介しました特殊素材のフロア材です。
親水性と撥水性を活かした特殊な表面処理が施してあるため、サラッとして滑らない、水捌けの良い床になっています。
湿気はお風呂の傷みに直結しますし、何より不快ですよね?壁も床もタイルの目地が無くなってしつこいカビの心配もありません。
そして、全体的な浴室の大きさですが、ちょっと贅沢にも以前より少しサイズを抑えました。
これは勿論、浴室の保温性を高めるための処置です。
暖かさとくつろぎの空間に、モダンと温もりを加えてみました。
後日談
後日、K様からお喜びの声を頂きました。
子供さん達が再び帰省された際、お風呂にビックリされたご様子「暖かくて照明がステキ!」とまさに狙い通りのご感想です!
そして「お母さん家のお風呂すごいねー!」と子供さん、なかなかお風呂から出てこられなかったそうです(笑)
また来年の正月もお風呂の争奪戦になっちゃうのかな?なんて考えると自然と顔が緩んでしまいます。ご家族で仲良く、そしてお一人の時も温かくゆっくりとくつろいで頂ければ幸いです。
『パナクレールシーズあきば』では、お風呂のリフォームを承っております。
カビや湿気の対策、ヒートショック対策を考慮した暖かなくつろぎ空間を演出させて頂きます。
どうぞお気軽にご相談ください。
施工時期 | 2017年7月 |
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お客様 | 御宿台 K様 |
施工実績カテゴリー | お風呂のリフォーム施工実績 |