御宿町御宿台 K様邸 キッチンリフォーム

BEFORE
AFTER

今回のお客様は御宿町御宿台にお住まいのK様。
70歳になられるK様は、スポーツジムに通い家庭菜園を楽しまれている多才な奥様です。

そんな元気なK様から、キッチンの件でご相談を頂きました。
最近K様の背が縮んでいらっしゃって、奥行きのある今のキッチンでの家事が辛いとのことでした。

奥行きのあるキッチンは、調理スペースも広くとれてよいのですが背の低い方やお年をめされた方にはメリットばかりではありません。
キッチンスペースの奥に置いたものに手が届きづらく、身体に負担がかかるのです。

奥行き85cmの壁

早速現場を拝見させて頂くと、確かに広い立派なキッチンです。
この時点では、奥行きを今よりも短くする方向で考えていましたが、これができない理由が後から出てきました。

そしてシンクの右側には作り付けの収納がありました。
17年間使い慣れていらっしゃったこの収納ですが、キッチンへの採光を妨げ台所を全体的に暗くしてしまっている要因にもなっていました。
キッチンは元気の源である食事をつくる場所。明るさも重要であると私は考えます。

早速これからのリフォームについて打ち合わせをしていると、K様のお孫さんの話になりました。
お嬢様が近所に住まわれていて、2人の女の子のお孫さんがいらっしゃるそうなのです。

まだ小さなお孫さんは、K様が台所に立っている時に何をされているのか興味深く見に来るとのこと。
近い将来、皆さんで料理をされている楽しい姿が浮かんできました。

現在はフィッシュロースターを使われていないとのことでしたので、ロースターの無い3連のIHを提案させて頂きました。
3連である理由、おわかりいただけましたましたよね?(笑)

ですが、ここで問題発生です。

提案したタイプの奥行きは今と同じ85cmなのです。
そのまま設置したのでは、本来のK様のお悩みを解決出来ません。でも絶対に何とかしたい!という私のいつもの悪い癖が出てきます。

奥行きでダメなら…

色々と検討した結果、奥行による問題を「高さ」で解決することにしました。
キッチン高を現在の85cmから、83cmに変更することで負担を和らげる方法です。

2cm高さを下げることで奥まで手が届くことはもちろん、普段の調理もしやすくなります。
この方法がピタリと当たりました!
ちょうどK様の腰あたりの高さで、写真の通り奥まで手が届いています。

更に今回は別のお悩みも解決しています。
実はK様邸の給湯器は台所から少し離れた箇所に設置されており「お湯が出るまでに時間がかかる」とK様が漏らされていました。

上の写真の器具は「即湯ブースター」です。
これを設置することで、今まで湯沸かしにかかっていた時間も解消しました。

そして収納。現在では定番になっている引き出し式のタイプです。
従来の扉のタイプと違って食器類を3次元的にしまえるため、奥まで詰めても取りづらくなることがありません。作り付けの収納を排除しても、収納容量は減らしたくなかったのです。

リフォームを終えて

「色も悩みましたが、この色にして良かったです!」と明るくなったキッチンでK様。

「収納も沢山入りました!」
「広くなった調理スペースで、娘と孫と皆で料理できます!」
とお喜びの声。3世代で楽しく料理。やっぱり私の予想は当たっていましたね(笑)

パナクレールシーズあきば』では、キッチンのあらゆるお悩みごとを解決します。
普段使い慣れていると、実は不便だったという点も少なくありません。お客様の潜在的なお困りごともプロの経験で解決致します。
どうぞお気軽にお問い合わせください。

施工時期 2018年3月
お客様 御宿町御宿台 K様
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