御宿町浜 M様 キッチンリフォーム その1

BEFORE
AFTER

以前からお世話になっているM様から再びご相談を頂きました。
今回のお悩みは「電気のブレーカーが落ちてしまい困っている」とのこと。

お伺いしてみるとそこは板張りのリビングキッチン
エアコンホットカーペットなどたくさんの暖房器具が置いてあり、容量が足りないことはひと目でわかりました。

家族の団らんの場が寒いとゆったりとくつろげません。自然と会話も少なくなります。
「これから子どもが成長してゆく過程で色々と話し合いをしたり、学校での出来事を聞いてあげたりする場所がない」とお話されていました。

M様がお住いの家はご両親から受け継いだ家。
前回もご紹介させて頂きましたが在来工法で作られた昔ながらの日本の家です。
最近の家では床暖房で座ってくつろげるつくりも少なくないですが、M様邸の建てられた時代にはそういったつくりはなかなかありません。

それに団らんがしづらいと感じる致命的な点がありました。
施工前の写真を見てお気づきでしょうか?

そう、キッチンです。対面式キッチンじゃないんです。

これでは奥様は常に家族に背中を向けながら黙々と家事をしなければなりません。
子どもの成長は本当に早いです。
『今じゃなきゃできない子供との関わりを大切にしてほしい』ご相談の合間にこぼされていた冒頭のお話を思い出し、私は強く思いました。

幸い、M様の家はご両親から譲り受けた関係でローンがありません。
まだ40代のM様の世代は皆ローンを支払っている年代です。一度リフォームを検討されては?とご提案してみました。

するとどうでしょう。先程の対面式でないキッチンの事も、他にも色々とお悩みを抱えておられました。

  • 対面式でないキッチンのため奥様が孤立し家族の会話を楽しめていない。
  • 30年前の水道配管なので水が鉄臭く、時折赤いサビも出てくるので飲料水を買ってきている。
  • キッチン下の収納がカビ臭いので食器などは熱湯で洗って使用している。
  • 子供がテレビを見る時にとにかく寒くて友達も呼べない。

昼は夕飯の支度をしながら、学校から帰ってきた子供と今日の出来事などをお話してほしい。
夜は疲れて帰ってきた旦那様に一品料理を振る舞いながら、夫婦の会話を楽しんで頂きたい。
ときにはホットプレートを出してきて、家族で焼肉パーティも楽しそうです。

そんな私の思いはきっとこれから叶えられることと思います。

程なくM様ご家族はリフォームを決心され、施工が終わったときでした。
忙しそうに後片付けされている奥様の笑顔はとてもでいらっしゃいました。

まずは私の思いとホッコリとしたご様子をお伝えさせて頂きました。
次回は実際にお悩みを解決するに至るまでの様子をご紹介します。

皆様もキッチンの配置などでお困り事はありませんか?
今回もキッカケはブレーカーでしたが、慣れてしまって意識しないだけで不便なことはあるものです。
そんなときは是非『パナクレールシーズあきば』に一声おかけください。

お客様の素敵な団らんのお手伝いさせて頂くことは、私の心からの願いであります。

施工時期 2017年3月
お客様 御宿町浜 M様
施工実績カテゴリー