お花見の季節も終わって、いよいよ新緑の季節です。
これからジメジメとした梅雨を経て、暑い夏がやってきますね。

シャワーを浴びたり、お風呂に入ったりする頻度も増えてくるのではないでしょうか？

さて、今回はお風呂場の蛇口交換工事の事例です。

いつもは浴室を丸ごとリフォームしたり、ちょっと大きな工事の事例をお伝えしていますが、今回は蛇口のみの交換です。
『パナクレールシーズあきば』では大小様々なリフォームを承っていますよということと、どんな工事でもこだわりの仕事をさせて頂いていますということをお伝えしようと思いました。

失敗しない蛇口選びとは？

水回りや、壁紙、外装まで……、最近は実にホームセンターの商品が充実しています。
蛇口ひとつをとっても、沢山の種類があってどれを選んだら良いか迷ってしまいそうなくらいです。

水道の引き込み形状や、サイズ等の規格が合えばどんなものでも付けられますので、ただ交換するだけなら意外と簡単だったりします。
ですが、実際に取り付けてみると、スペースに余裕がなくて使いづらかったりすることもあるので注意が必要です。

私がいつも重要視しているのは、実際にお客様が使うこと。
もっと言えば「使い続けること」を想定したご提案です。

• いまどのような使い方をしているのか？
• どのような点で困っているのか？
• 将来どのようなことが起こりうるのか？

新品にお取替えするのですから、その場でお喜び頂けるのは当然です。
壊れるまで使い続けた後も、ずっと笑顔でいてくださったら、それは素敵なことですよね？

実際のご提案内容

S様のご希望は「今は自分でお湯と水を混ぜて出していますが、これを水の出を細くしたいときがある。なんとかなる？」というものでした。
このご要望だけ叶えるには、シングルレバー水栓に交換するだけです。

でも、私はS様がなぜそう思われるのかが気になったのです。

お話を聞いていくと、今も小さなお子様がいらっしゃるのと、近い将来もうひとりお子様が産まれるとのこと。そうなると、やっぱりただ交換すれば良いというわけにはいきません。

小さなお子様が使われる場合、やっぱり一番心配なのは火傷です。
常に適正温度の湯が供給され、熱湯が出る心配のないサーモスタット付きの水栓をご提案しました。
これで親子で安心してお風呂が楽しめます。

また、現在の設置位置では水栓の左側のクリアランスが微妙でした。

何年後かにメンテナンスする場合、通常のものでは手が入りづらく、故障した場合サーモを点検できません。ですので、正面からサーモを点検できる機種を選びました。

お喜びの声

施工が終わった当日。奥様とお子様は実家に帰省されていらっしゃいました。
今回の施工について、私なりのご提案主旨をご説明すると、ご主人は「本当にありがとうございました！」と感動してくださいました。

早くお子さんと一緒にお風呂に入りたいと、笑顔でお話しされていたのがとても印象的でした。

『パナクレールシーズあきば』では、大小様々なリフォームを承っております。
小さなお困りごとを、大きな笑顔に変えるのが私の仕事です。
どんなことでも気軽にご相談ください。