御宿町岩和田 W様邸 太陽光発電設置

暦の上ではもう春ですが、まだまだ寒い日は続きますね。
この時期実に悩ましいのはエアコンの電気代です。

今回は、なんと御年100歳になられるおじいちゃんがいらっしゃるW様邸のお話しです。

普段家に居ることの多いおじいちゃんですが、とても寒がりでエアコンの温度設定を時には30度にしてしまうことも。
娘さんのW様が設定温度を25度に下げてもまた元に戻してしまうそうです。
とは言え「消して!」とも言えない。でも電気代が3万円になることも…。

そんなW様からのご相談でした。
W様もおじいちゃんも是非とも何とかしてあげたい状況です。

節電が難しい状況での電気代の下げ方

そこで、スマートマスターである私の提案です。

「電気を買うことをやめましょう!」

最初は「何なの?」という顔をされていましたが、太陽光発電で昼間おじいちゃんが使っている電気を自給自足しましょうというお話しであることをご説明しました。
寒がりなおじいちゃんに気兼ねなく温まって欲しい!
電気代に苦慮されているW様には少しでも電気代を抑えてあげたい!
2つのお困りごとを両方同時に解決したいという私の願いが届き、具体的なご相談です。

平屋根への太陽光パネルの設置

御主人が建築関係のお仕事をされているW様。ご心配される点も流石です。
実はW様のお宅は屋上のある平屋根で、普通のお宅の屋根のように尖っていないためパネルに角度がつきません。この点を心配されていたのですが、発電所と同じようにパネルを設置すれば施工可能であることをご説明させて頂きました。

実際に設置予定の屋根を下見させて頂いたところ、平場であることは問題ないのですが防水塗装されており、一度パネルを設置するとしばらくは塗り替えが困難なことが予想されました。

そこで設置前に屋上を洗浄。

塗装も下地からやり直しさせて頂くことにしました。

実は当社には塗装のプロもいるのです。パネル設置前の仕上がりはご覧の通りです。

次に懸念された点はこの防水塗装の表面保護についてです。防水塗装面は柔らかく重いものを置くとそこが避けてしまう恐れがあります。塗装面を保護するためさらに床材用のラバーを置き基礎の下に敷くことにします。
また、海に近いW様邸は台風による強風にさらされる心配もあり基礎も多めに積み上げています。

この穏やかな海も台風がくればたちまち荒れ狂います。御宿の海風は時として厳しい自然の一面を垣間見せます。
塩害による錆、強風によるネジの緩みなど、御宿ならではのメンテナンスのポイントも地元の私にとっては日課と化しています。

基礎を設置し、いよいよパネルの施工です。クレーンを使用して資材を天井まで運んでいます。
「え?」と驚かれる方も多いのですが、うちは地元の電気屋です(笑)

最後に屋上まで運んだパネルを基礎に組み付け、配線して太陽光設備の施工は完了です。

設置後のお喜びの声

今回はおじいちゃんが気兼ねなく温まってもらうため、W様には電気代を少しでも抑えてあげたいという願いでしたが、思わぬ効果もあったようです。
「今度はおじいちゃんが30度にしてもモニターですぐにわかるのよね(笑)」
スマートモニターは電気の利用状況も一目瞭然。長時間に渡る30度設定はさすがにお身体に障ります。奥様もこれで一安心です。

他にも、外出先からのエアコンの温度調節・お風呂の自動お湯張り、ペットやお年寄り赤ちゃんのモニタリングなど、快適な暮らしをおくれるスマートハウスへのリフォームも承っております。
ご用命の際には、スマートマスターのいる『パナクレールシーズあきば』までご相談ください。

施工時期 2018年2月
お客様 御宿町岩和田 W様邸
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