御宿町実谷 K様 トイレ・洗面・床断熱工事

しばらく良いお天気が続きましたが、昨日からの雨。
先日は温かな御宿にもついに雪が振りましたが、本当に大変でした。
また雪に変わらないことを祈ります。

さて、今日はそんな雪にも負けない元気なご夫婦、K様邸のリフォームをご紹介します。

K様ご夫婦のご趣味はスキー。奥様はスノーボードもされる活動的な方です。
もともと私がPTA副会長をやっていた頃からの縁のお付き合いで、御主人が定年を迎えられるとのことでご挨拶に伺いました。

実は以前お伺いした際、窓の結露があって少しカビも出ている状況で気になるところがありました。
せっかく定年して「これから!」という時です。元気でいて欲しいなという私の願いもありました。

そこで、私の思うところを正直にお話しさせて頂きました。

床下にも結露が…

すると、ちょうど先日シロアリの業者さんが来て見積りをもらったところだというお話しを頂きました。なんでも床下の結露が酷いとのことで、換気対策施工の見積り額が27万円とのこと。

見積りまで見せて頂いた上で、再び本音のお話しです。

実は、床下の換気というのは日本の家屋では構造上難易度が高いのです。
先日「浴室の換気」についてお話ししましたが床下も例外ではなく、全体の空気を巡らせるにはムダな開口部を塞ぐ必要があります。
矛盾しているようですが、換気をするには対象空間を密閉しなければならないのです。

そして、そこまで施工する業者さんは残念ながら多くはありません。

換気ではない結露対策のアプローチ

それを踏まえ、別の視点での湿気対策をご提案しました。
結露は冷たい床下と温かい居住空間の温度差によって発生します。つまりこの温度差を小さくすれば発生を防ぐことができます。
そして何より「ご夫婦が健康であって欲しい!」という私の願いから床下へ断熱材を敷く提案をさせて頂きました。

  • 床下と居住空間温度差による結露防止。
  • 床下から冷えるトイレや洗面と居室の温度差を低減。
  • 換気扇の維持費や運転の電気代といったランニングコストがかからない。

以上が床下への断熱材施工のみで得られるメリットです。
そして本来の目的だった「カビの発生防止」のみならず、家全体の温度差が少なくなるため『ヒートショック現象』の防止になります。

健康に過ごして頂きたい『視覚的効果』

今回は、上記の施工に加え冷たいイメージがつきまといがちなトイレ周辺の壁紙交換も施工させて頂きました。ポイントでクロスの色を換え、温かみのある楽しさも演出したかったのです。

この演出は大変気に入って頂けたようで「素敵な空間になって、トイレに居る時間が増えた(笑)」とお喜び頂きました!

視覚的な効果は人間にとって実は大きな影響を与えます。
心身ともに健やかな暮らしをずっとおくって頂きたいという私の願いも叶いました。

そして、今後とも長くお付き合いさせて頂くにあたり、洗面に点検口を作らせて頂きました。
パナクレールシーズあきば』の施工は、設置して終わりではありません。むしろお付き合いのはじまりであると私は考えています。

今回の施工事例はいかがでしたでしょうか。
床下の結露対策には、こういったアプローチもあります。br>皆様もお困りの際にはお気軽にお声掛けください。

施工時期 2018年2月
お客様 御宿町実谷 K様
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