今年もパナソニック松下幸之助創業者に触れてきました。

今日、5月5日は、松下電器(今のパナソニック)の創立記念日です。

4月27日の松下幸之助創業者の命日にあたり、大阪駅からほど近い「中央電気俱楽部」さんに伺ってきました。

創業から15年目の昭和7年 松下幸之助所主が自らの経営について改めてさまざまな思いを馳せた結果、ひとつの考えに行きつきました。
そして5月5日は、松下の店員168名〈当時全社員は1002名〉を中央電気倶楽部に集め、産業人の「真の使命」を明らかにした記念の日(創業記念日)になります。

昭和7年5月5日、松下幸之助37歳の時、中央電気倶楽部にて、

『(我々)産業人の使命は、貧乏の克服である。そのためには物資の生産につぐ生産をもって富を増大しなければならない。
水道の水は通行人がこれを飲んでも咎められない。それは量が多く、価格があまりにも安いからである。
産業人の使命も、水道の水のごとく、物資を安価無尽蔵たらしめ、楽土を建設することである』

「水道哲学」の誕生です。

 

この話を当時の店員168名に、写真の壇上から述べました。
心を熱くした店員さんたちは、1人ひとり壇上に上がって熱い想いを述べたそうです。

写真は当時の様子。

 

当時の「創業者の商売の熱い想い」を感じたく、行ってきました。

同じ壇上の今の様子。
その日は講習会で使っておられて同じ2階から撮影をさせていただきました。

行って良かったです。
心が熱くなる感じを受けました。

※中央電気倶楽部
https://www.chuodenki-club.or.jp/
(会員制の社交倶楽部のため、一般の方は利用できません)