コロナウイルス対策とはいえませんが、空気清浄機の効果的な置き方とは?

タイトルでも少し触れましたが、世間ではコロナウィルスに関する様々な情報が錯綜し混乱を極めています。何か「お客様のお役に立てる情報は無いかな?」と心の中で思っていたときにひらめきましたので、空気清浄機の効果的な置き方についてお話させて頂きます。

空気清浄機をお部屋のどの辺りに置かれていますか?

以前毎月出しているニュースレターの中に「毎年この時期になると花粉症対策に空気清浄機が活躍するが、どこに置いたら良いのか?」そんな記事を書いたことがありました。
コロナウィルス問題で鳴りを潜めてはいますが、季節性であるインフルエンザもピークは過ぎた頃ですが未だ油断はできません。
また、花粉症の方にとっては、これからが大変な時期ですよね。

ニュースを観れば「部屋の換気を十分して!」と言っていますが、今日みたいな雨の日はなかなか窓も開けられません。

そこで活躍するのが何といっても「空気清浄機」です。
近年の空気清浄機は機能性のフィルターを装備しており、黄砂やPM2.5といったアレルギー反応の原因となる大気汚染粒子に効果を発揮するものも少なくありません。
これを有効に使わない手はありませんよね?

ところで皆さんのお宅では、空気清浄機をお部屋のどの辺りに置かれていますか?

空気清浄機の効果は気流の流れで変わります

空気清浄機は、汚れた空気を取り込んで、キレイにして部屋に送り出す…つまり、循環させる装置であることは何となく理解されているかと思います。

そこで、空気が一番集まりそうな部屋の中心に置かれているお宅もあるのではないでしょうか?

そんな情報も目にすることがありますが、実は部屋の空気を効率よく循環させるには、中心ではあまり良くありません。

空気清浄機の効果を最大限に発揮するには、部屋中の空気を円を描くような気流を作り対流させる必要があります。
そして、空気清浄機の大半は排気・吸気に指向性があり、キレイな空気は前方や上方に出るものが多いのです。

つまり背面からキレイな空気は出ませんので、部屋の中心に置いてしまっては空気の対流の円は部屋の半分しか発生せず、文字通り効果が半減してしまいます。

なので、正解は壁際です。
壁際に設置することで、部屋全体を囲む円の気流ができて、空気がうまく対流するようになります。

汚れた空気はどこから入る?

ハウスダストなどのホコリは部屋の空気を漂って、最終的には床に落ちますが、空気清浄機には床に落ちたホコリを吸い込む能力はありません。
床に落ちたホコリをそのままにしておくといつまでたっても空気はきれいになりませんが、空気清浄機を部屋の出入り口付近におくことで、人の動きで舞い上がったホコリを空気清浄機がキャッチしてくれます。

花粉やホコリの入り口である玄関にも空気清浄機を設置できればより効果的です。

空気清浄機の効果的な置き方を少しでも参考にしてくれれば、嬉しいと思います。