電気の基本料金が高いので下げたい。何か良い方法は?

御宿町御宿台のK様から
「電気の基本料金が高いので下げたい。何か良い方法はないですか?」
と相談を受けました。

今年の夏に引っ越しをされてこられて、ご縁があってエアコン工事などをやらせて頂いたお客様です。

伺ってみると、東京電力の契約の基本料金が、家族2人暮らしの平均の2倍を請求が来ていました。

契約は「従量電灯C」プランで、
基本料金が、「15kVA」という大きな契約でした。

よく話を聞いてみると、以前のオーナーが別荘で使っていて、たまに来て電気が切れたら大変だと言うことで、電気の設計をするときに、大きくしたようでした。

1kVAは10A(アンペア)に相当します。
一度にたくさん電気を使う場合は、このA(アンペア)を大きくする必要があります。

オール電化のお家ですと、IHクッキングヒーターと、オーブンと、エアコンと、炊飯器と、テレビを同時につけても大丈夫なくらいだと、10kVAくらいでしょうか。

15kVAだと、150A相当になります。

アンペア数が大きいと、電気が足りなくなる心配はありませんが、
アンペア数が大きいほど、基本料金が高くなります。

東京電力での基本料金は、1kVAあたり286円なので、単純に15kVAだと4,290円かかってしまいます。
この基本料金に電力使用量が加わるので、毎月の電気代は高くなります。
電気の使用量を減らすのは、なかなか大変ですし、ストレスにもなります。

そこで、電気代を下げる方法として、基本料金を落とすことを提案。

今の15kVAの契約を、10kVAに落とすように計画をしました。
単純計算で、10kVAだと2,860円です。

1,430円も削減できます!

でもここには、基本料金を下げることによって、お客様に電気の使い方のコツを知ってもらわないといけません。

K様はエアコンが5台など、比較的電化製品が多くお持ちでした。
一度に5台のエアコンのスイッチを入れると、電気が足らずに、ブレーカーが落ちます。

まずはこのエアコンのスイッチの入れるタイミングから説明しました。
そして、家の中の電気製品の節電についても説明させて頂きました。

また、同時にブレーカーもだいぶ古いので、安全のために新しいブレーカーに交換しました。
(ブレーカーにも寿命があります。おおよそ、10年~15年です)

これで、ひとまず安心です。

 

電気料金を下げるためには、まずは、今の現状の電気の使い方、将来どうしたいのか?
ここが一番大切です。

御宿、勝浦市、いすみ市の「電気代が高いから下げたい」というお客様は、シーズあきばに連絡ください。