御宿町御宿台のN様が設置されている太陽光発電システムが、この4月でちょうど10年を迎えます。
10年経つので、太陽光点検に伺いました。

私が一番気にしていることは、太陽光パネルが壊れてなく、正常に発電をしているかを確かめることです。

御宿台は、海岸からの海風を受けやすく、よく風が吹くところなので、平地よりも壊れやすい環境にあります。
また、パワコンも10年稼働していると弱って壊れることがあるため、パワコンの点検も重要です。

まず、太陽光パネルの点検を行います。

「ソコデス」という測定器を使って、検査をしていきます。
一枚でも断線があると「NG」が出るのです。

はい！正常でした！！

次にパワコンを点検します。

パワコンは内部に熱を持つので、熱がこもらないように中にファンが付いています。その空気の取り入れ口が、埃で詰まっている場合が多いです
（埃が詰まっていると、熱が内部にこもってしまい、機器が故障しやすくなります）。

N様の場合は少し埃がありましたので、お掃除をしました。

 

点検が終わり、N様より相談がありました。

「今度、売電価格が凄く下がってしまうけど、このままでも良いのですか？」

N様の希望は、売電が下がってしまう事は悔しいですが、今他の用事でお金を使うことがあるので、高額な設備を今は入れる事は難しいとのことでした。

そこで私は、無理に蓄電池等は入れなくても良いのでは？とお話をしました。

しかし今、N様にわかって欲しいこと、できるだけ損しないポイントをお伝えしました。

・今までのように普通に売電をするよりも太陽光の電気を昼間使ってしまった方が良いこと
・そのために電器製品に付いているタイマー機能を使って欲しいこと

N様の大変喜んでくれました。
それは、最近電話のセールスで「蓄電池買いませんか？キャンペーン中です。」としつこいくらい色々な所からかかってくるんだそうです。

そのたびに嫌な気持ちになっていたそうです。

お客様にとって、ベストなタイミングがあります。
将来、災害時の安心できる備えとして「蓄電池が必要」になれば、私に相談頂ければと思っています。

御宿町・勝浦市・いすみ市で太陽光発電10年での点検、相談はシーズあきばにご連絡ください。