エアコンが急に冷たい風になってしまった。もう壊れたの???

先週の土曜日、普段あまり雪が降らない御宿でも、みぞれになってきて、本当に寒い1日となりました。

この日は電話の嵐・・・。
「去年の夏買ったエアコンが急に冷房に変わってしまって寒いよ~。運転ランプが点滅してるよ。」
「もう壊れたの?」
「風邪気味で寝てるけど部屋が寒い。8度しかないよ。エアコンをつけていても、暖房から急に冷房になって点滅してる。なんとかして・・・。」

この日は本当に寒く、一歩も出たくない状況でした。

エアコンが暖まらないと、故障?と思いますよね。

エアコン暖房は部屋の中に暖かい空気を出し、外には冷たい空気を出します。
ところがあまりにも寒いと、室外機が凍ってしまったり、霜がついてしまったりします。

このときに、エアコンは、急に暖房を止めて、外にその暖かい風を出して、凍った室外機を溶かすことをします。
(とっても賢く頑張っているんです)

そうなると、部屋の中では急に冷たい風に変わってしまい、運転ランプが点滅をします。
「これを霜取り運転」と呼びます。

その時はスイッチを消さずに、そのままにしてください。
その方が早く暖房が出始めてきます。

このときに思いました。
霜取り運転のないエアコンもある。でも少し普通より値段が高いけど・・・。

「寝室にも、霜取り運転の要らないエアコンが出てるけど、それも本当の事を言ってあげなくちゃ!」

「安いのでいいよって言っているお客様にも、こんな事があるんだよって、本当の事を言ってあげなくちゃ!」

まず、知っていただくことが大事ですね。

<霜取りの仕組み動画>
https://www.youtube.com/watch?v=IUA2w6c5knk

<霜取り運転のないエアコン>
https://panasonic.jp/aircon/coldarea/enecharge.html